親としては中学受験にネガティブな気持ちだった
私、父としては中学受験は乗り気ではない、どちらかと言うと反対でした。
理由としては小学生のうちは、興味があることにたっぷりと時間を使ってほしいと思っているからです。好きなことに好きなだけ時間を使えるのは、小学生の特権です。その時期に何をしたかが人生を実りあるものにすると思っています。
学ぶことが楽しいということであれば、勉強に没頭することに反対しませんが、少なくても受験のためのテクニック的な勉強に小学生の大切な時間を使ってほしくないと思っていました。
小学生の子供たちが偏差値の話をしているのを耳にすると悲しくなります・・・
我が家の場合、中学受験は子供の主体的な意思で行いました。親としては中学受験という選択肢もあるよと提示しただけです。子供が自分の進路は自分で決めたいということで受験を決めました。
受験を終わってからの今の気持ち
私は中学受験において、合否よりも、自分で進路を選択しそれに向かって頑張ることが大事だと思っています。合否は二の次です。
ただ、子供が東大附属のオンライン授業を受けて(コロナのためオンライン授業)心の底から嬉しそうに「楽しい!」と言ったとき、合格できてよかったなと心底思いました。東大附属の場合、「自分の頭で考える」ということが徹底されています。それが子供にとって学ぶ喜びにつながっているようです。
今でも偏差値偏重型の受験には反対です。全く興味はありません。ただ、もし行きたい学校が明確にあるなら、中学受験のための勉強時期も意義あるものかもしれないと思うようになりました。