勉強法

短時間で点の取れる作文を書くコツ 

東大附属はレポート課題の数がとても多い学校です。作文は受験に必要だからというだけではなく、入学後のことも考え、しっかり取り組んでおいたほうがよいと思います。

今回は試験の限られた短い時間の中で得点の取れる作文を書くコツをご紹介します。

試験問題は作文だけではないので、内容をしっかり書くだけでなく、素早く書くということも必要になってきます。

いくら作文の練習を重ねても想定していなかった設問に焦ってしまうということもあります。予備校でも教えてくれない短時間で精度の高い作文を書くコツをご紹介します。

短時間で得点の取れる作文を書くコツ

核となる想定回答を5つ程度用意する

実際の入試ではどんな作文問題が出題されるかわかりません。それでも次のようなテーマを想定して自分なりの回答を用意しておくとよいでしょう。

  • 自分の性質(長所、短所)
  • 将来の夢(内容・理由)
  • 尊敬する人、その理由
  • 自分を形作った経験(影響を受けたこと)
  • 自分で選んだ時事問題(例:オリンピック開催の意義について)

上記はあくまで例ですが、各テーマについて200文字程度の回答を準備します。

やり方としてはどんな問題が出題されたとしても、用意した回答の一部を使用するようにするのです。

作文で出題されるテーマは数限りないように見えますが、問われている本質に目を向けてみると、それほど多岐にわたっているわけではありません。

作文問題の多くは「自分自身のこと」「他人との関わり」「社会との関わり」「時事問題」
に分類できます。

例えば過去に「無意味と思えたことから大切な意味に気づいた経験」という作文が出題されていますが、これであれば「自分を形作った経験」の想定回答を活用できるでしょう。

出題の中にある「無意味と思えた」という言葉に振り回されないようにします。無意味かどうかは主観です。ここの出題で問われているのは「あなたが経験から学んだこと」です。

想定問答と出題テーマをつなぎ合わせる文章を作成する

想定回答がそのまま使える出題であればラッキーですが、さすがにそのようなことは少ないでしょう。実際の問題に合わせて文章のアレンジが必要です。

想定回答の準備ができたらそれを活用する練習をします。東大附属の問題に限らず作文をどんどんやっていきます。

その時に大切なのは一から文章を考えるのではなく、自分で用意した想定回答のどの部分が使えるだろうと考えながら作成することです。

最初のうちはうまくつかえないかもしれませんが、慣れるにしたがってアレンジが上手になってきます。

必要に応じて想定回答の手直しをし、試験までに想定回答のブラッシュアップをしていきます。

想定回答をいくつか用意しておくと心の余裕ができます。少なくても白紙で回答を出すという事態は避けられます。

多少ピント外れの答えであっても部分点は取れます。入試までに想定回答をブラッシュアップしていけば、かなりの部分点が取れると思います。

時事問題への対策

時事問題はテーマに限りがなく対策が難しいように思えるでしょう。時事問題の想定とそれに対する回答を用意することをお勧めします。

まず時事問題を想定することによって、社会への関心が高まります。自分だったらどのような問題を出すだろうという出題者側の視点を持つと、これまで素通りしていたニュースも耳に残るようになります。

時事問題の場合、想定回答がそのまま使えるわけではありませんが、想定回答を作成する上で考えた論理展開は役に立ちます。いわば型ができているのでテーマに合わせて文言を調整することで点の取れる作文が書けます。

想定回答を用意するのは邪道?

想定回答を用意するのは邪道なやり方なのでは?と考える方もいらっしゃるかもしれません。

想定回答を作っていくことは「自分の引き出しを作る」ことと考えるとよいかもしれません。

大人でもいきなり人前で自己紹介をして下さいと言われたらうまくしゃべれない人が多いのではないでしょうか。

でも、もし1つでも引き出しを持っていれば自己紹介は容易になります。例えば「得意なこと」「趣味」「」、どんな引き出しでも自己紹介として活用できます。

自己紹介の本質は「自分という人間を相手に知ってもらう」ことです。

それをどういう切り口(引き出し)で回答するかは自由なわけです。引き出しを事前に用意しておくことで、自分のことを相手にきちんと伝えられるようになります。

受験での作文対策も同じように考えられると思います。事前に想定回答を用意しておくことにより、相手(学校)に対して自分の考えを的確に伝えられるようになります。

本格的に作文対策をしたいという場合は、Z会がお勧めです。我が家では記述対策(作文対策)はZ会通信教育の公立中高一貫校作文コースを受講していました。

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