私たちの子供は6年生4月から受験勉強を開始しました。下記は6年生4月から受験勉強を始めた場合の学習モデル例です。
基礎力養成に十分な時間をかけることをお勧めします。焦って基礎力をないがしろにしてしまうと、ラストスパートでつまずいてしまう原因になります。
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基礎力養成時期のお勧め教材
基礎力養成時期はとても重要です。焦らずじっくり取り組みましょう。中高一貫校受験の基礎力を養成する時期(4~10月)にお勧めの教材を紹介します。
お勧め① 公中受検新演習(理系) 小6下(旧 速習と完成)
「速習と完成」という教材がリニューアルされたものです。
この教材は本当に素晴らしいです。中高一貫校対策の基礎力養成はこの一冊を徹底的にやれば十分です。あれこれ手を出すよりもこの一冊を信じてやるとよいでしょう。4月から始めて10月までに3回できれば最高です。
理系と文系がありますが、主に使用したのは理系のほうです。
お勧め② Z会の公立中高一貫校対策講座
私たちの子供はZ会の通信教育を入試対策の中核にしていました。受験後、子供に合格の決め手となった教材を聞いたところ、それはZ会ということでした。
Z会は基礎力養成時期から応用力養成時期まで頼りになる存在です。Z会は良問揃いです。子供は夏休み終わるくらいまでは力不足でほとんど解けなかったのですが、基礎力がついた直前期の12~1月(ギリギリ!)にまとめてひたすら解きまくりました。
Z会はお勧め!
東大附属入学後の中間・期末テストの問題を見ると、さすが東大の附属校だなあと感じます。基礎的な問題なのに本質を理解していないと解けないような問題が出題されます。
Z会のよさも同じです。本質的な能力を育成する通信教育です。東大附属の入試問題の傾向にピッタリ合っていますし、そこで養った力は入学後や大学入試でも必ず役に立つはずです。
Z会の受験コースはいくつかあるのですが、東大附属を目指す場合、「公立中高一貫校適性検査」+「公立中高一貫校作文」講座がピッタリです。
※Z会はコースが複数ありホームページの説明だけだとわかりにくいところがあるかもしれません。まずは資料請求して検討するほうがよいでしょう。
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応用力養成時期のお勧め教材
基礎力養成時期は国語・算数・理科・社会のような科目別に習得していくのが中心でしたが、応用力養成時期には科目の垣根を超えた総合問題に慣れていくのがよいでしょう。
応用力養成時期でもお勧めなのはz会ですが、一般に小売りされている次の書籍もお勧めです。総合編、図形編、資料編とあります。まずは総合編をやってみて、図形が苦手であれば図形編も、資料読み取りが苦手であれば資料編と買い足していくとよいでしょう。
志望校別対策時期のお勧め教材
理想的には10~11月くらいから志望校別の対策を開始したいところです。もっと早く始めたほうがよいのでは?と考える方もいらっしゃると思いますが、東大附属の場合とてもベーシックな内容の適性検査なので、10月くらいまでは基礎力重視がよいと思います。
お勧め① 過去問
我が家では過去問を2回に分けて買いました。最初は東大附属を受験すると決めた4月です。これは親として東大附属の出題傾向を理解するために購入しました。2回目は10月です。これは10月になると受験年度前年の過去問が収録されるためです。
お勧め② 大原予備校
我が家では11月から志望校別対策のある大原予備校にお世話になりました。特に魅力的に感じたのが実技対策とSOKKURIテストです。
その他のお勧め教材
基本的には「公立中高一貫校 適性検査対策 速習と完成(速習編)」「Z会」「過去問」が受験対策の3本柱になりますが、その他の補助教材として漢字・計算ドリルの2つをお勧めします。
30日で完成 基本トレーニング計算2級
中高一貫校の適性検査は思考力を問う問題がほとんどですが、基礎的な計算力をおろそかにしてしまうとケアレスミスが多くなってしまいます。地味ですが、計算トレーニングはコツコツ毎日やることをお勧めします。
東大附属対策としては1級だと過剰スペックで、2級が適切だと思います。複雑な計算問題を解けるようになるよりも、基礎的な計算を確実に解けるようになることのほうが10倍以上大切です。
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