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適性検査

東大附属【2022年度適性検査の内容分析】

2022年度適性検査の内容分析です。

まず全体的な印象としては適性検査1も適性検査2もやや難易度が下がり、より基礎的な問題が多くなった印象です。また思考力を問う問題よりも知識そのものを問う設問が従来よりも増えているのが印象的でした。

適性検査1

2022年度は2021年度の傾向を踏襲し、従来型の国語・社会を中心とした読解力を問う問題が中心となりました。

漢字の配点は10点以上

2022年度も漢字問題が推定で配点10点以上出題されています。第1問の問2、問3、問4です。
※そのほか、第2問の問2も漢字の使用が求められています。

漢字問題は毎年10点分程度が出題されています。

東大附属の漢字問題は基礎的なものが出題されています。取りこぼししないよう確実に得点していきましょう。

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日本地図問題は必須

東大附属と言えば「日本地図問題」と思えるほど毎年地図に関する問題が出題されています。すべての都道府県を確実に言えるようにしておきましょう。

また各都道府県の特徴も抑えておくことが望ましいです。

政治・国際もほぼ例年出題される

政治・国際からの出題も多いのが東大付属の特徴です。2022年度は国会のしくみからの出題です。

日本地図の問題と合わせてお勧めなのが下記の書籍です。

くらべてわかるできる子図解社会

読解力・記述問題は差がつきやすい

第3問が読解力・記述問題で、問題数としても問1~問8まであり比重が高くなっています。おそらくここが合否を分けていると考えられます。

記述対策はなかなかご家庭での対応は難しいと思いますので、塾やZ会での対策をお勧めします。

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適性検査2

2022年度の適性検査2については、過去と比べて難易度が下がっている印象です。

東大付属らしい思考力を問う問題はありますが、仮にその部分が解けなかったとしても、基礎的な問題を取りこぼさなければ合格点は取れそうです。

繰り返しになりますが、東大付属受験においては私立受験のような難問対策は不要です。どちらかと言えば基礎的な問題を取りこぼさないようにするほうが合格に近づくでしょう。

第1問は「ものの姿と変化」

第1問は水を凍らせると体積や重さがどのように変化するかという問題です。

水は氷になると体積が増える、重さは変わらないということが理解できていれば問1、問2は平易です。

問3はなぜそうなるのかの論理的な思考が必要です。

第2問は「浮力と体積」

第2問は水槽にモノを入れて浮かぶか、沈むかという問題です。これも体積と重さの関係を理解していれば平易です。

第3問は「面積」

東大付属らしい問題です。使う知識は三角形の面積の求め方(底辺×高さ÷2)だけですが、問3、問題4は応用力が必要で差がつきそうな問題です。

第4問は「四則演算」

これも東大付属らしい問題です。計算で使う数式はごく単純なもので間違えることはないでしょう。しかしどうしてそうなるのかの思考力が問われます。

東大付属受験に複雑な、あるいは難易度の高い計算問題は出てきません。基礎的な四則演算ができれば大丈夫です。一方で思考力が問われますのでZ会などで思考力を高めていくことが大事です。

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第5問は「小数点計算」

第5問は消費税を使った計算問題です。問1~問3はごく普通に消費税を計算する問題です。取りこぼしはしてはいけないところです。

問4、問5は税込み金額から割り戻して税抜き金額を求める問題ですが、こちらもそれほど難易度は高くありません。

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