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適性検査

東大附属中等教育学校【適性検査の特徴】

適性検査の内容

東大附属の適性検査は、適性検査Ⅰ、適性検査Ⅱ、実技の3つです。適性検査Ⅰは国語と社会を中心とした内容、適性検査Ⅱは算数・理科を中心とした内容です。

ただし科目による区分けは厳密ではなく、どちらかと言うと適性検査Ⅰは資料を読み解く力や考えを表現する力(論述)、適性検査Ⅱは思考力を求める検査と考えるとしっくりきます。

実技は過去に、箱を作成したり、紐を結んだり、折り紙で特定の形を作成する、というような問題が出題されています。実技という名前で勘違いしやすいのですが、決して手先の器用さを求めるような内容ではなく、説明(問題)に書かれていることを手順通りにできるかがポイントです。

適性検査の種類 内容 試験時間
適性検査Ⅰ 国語・社会を中心とした内容 50分
適性検査Ⅱ 算数・理科を中心とした内容 50分
実技 道具を使った工作など 40分

東大附属の試験が独特と言われるのは実技です。実技は学校や塾では教わらない内容です。実生活の中で学んだり体験してきたことが問われていると言えるかもしれません。

難易度や性質

東大附属の適性検査はごく基本的な内容から出題されます。時事問題を除けば教科書の範囲を超えて出題されることはありません。また、受験テクニックがないと解けないような問題もありません。私立のような難問対策をする必要は全くありません。

東大附属の特徴として、知識自体が問われるような問題が少ないということが挙げられます。資料を読み取ったり論理的な思考を問う問題の割合が多いです。暗記型の学習では合格は難しいでしょう。

東大附属対策としてやっておきたいこと

東大附属は国公立中高一貫校です。国公立中高一貫校の受験問題の特徴は、科目別の学力試験ではなく、教科を超えた総合問題であることです。

知識ではなく、資料を読み取る、比較する、条件を整理するなどの考える力が問われます。東大附属に限らず国公立中高一貫校を目指す場合はそれ用の対策が必要です。お勧めはZ会です。Z会だけでほとんどのことは網羅できます。

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その他、東大附属対策として、一般的な教科の勉強以外にやっておいたほうがよいと感じたことを列挙します。

記述対策

東大附属に限らず、国公立中高一貫校では記述問題が必ずといってよいほど出題されます。お勧めはZ会の公立中高一貫校作文講座です。それ以外にも新聞のコラム欄を要約するというトレーニングも有効です。

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都道府県の地図暗記

前述で東大附属は知識問題は少ないと申し上げたのですが、都道府県の地図問題は頻出なので、都道府県は地図を見て言えるようにしておきましょう。

実技対策

実技の内容自体は決して難しいものではないのですが、設問に対する慣れは絶対に必要です。対策なしでの合格は難しいと思います。一番のお勧めは10月くらいから始まる大原予備校の東大附属対策講座です。

計算ドリル

東大附属に難易度の高い計算問題は出ないのですが、計算が必要となる問題が多いので、やさしい計算を確実に速く解く訓練をしておきたいところです。特に割合を求める問題が多いので、小数点計算を確実にできるようにしましょう。

漢字

漢字は毎年10点分くらい出題されています。受験において10点は非常に大きな差です。漢字を確実な得点源にしましょう。

算数力が合否を分ける

適性検査Ⅰ、適性検査Ⅱ、実技のどれもが大切なのは言うまでもないことですが、合否を分けるポイントという点では適性検査Ⅱが重要かと思います。適性検査Ⅱは計算による連続問題(前の解答が次の解答と連動している問題)が多く、点差が開きやすいからです。

また東大附属では、国語・社会が中心の適性検査Ⅰにおいても計算問題が出題されることがあり、東大附属を目指すなら算数の学力を高めることが極めて大事です。

まとめ

    • 適性検査はごく基本的な内容
    • ひっかけ問題はない
    • 国公立中高一貫校用対策が必要
    • 実技対策が必要
    • 算数力が合否を分ける
    • 都道府県の地図は確実に覚える

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