わが子は字があまりに汚く、何と書いてあるのか読み解くことに苦労することもあります。
このような状況ですから解答をしても採点してくれるのだろうかと不安がありました。採点してもらえず不合格ではあまりに残念です。
字が汚いと採点されないということはあるのでしょうか?
字が汚くても採点する先生が多い
某塾が行った学校の先生に対してのアンケート調査によると、字が汚くても(読み解いて)採点するという先生の割合が多かったです。
今は手元にそのアンケート調査結果の資料は残っていないのですが、8割を超える先生が字が汚くても採点をすると回答していたと記憶しています。
先生方も子供たちの字が汚いのは織り込み済みなのでしょう。
とは言え、採点しないと回答している先生もいますので、誰が読んでも何と書いてあるかわかるような字の丁寧さを身につけたいところです。
字が汚いと算数のケアレスミスにつながる
字の汚さが時に致命傷になることがあります。それは算数です。算数の場合、解答(数字)に厳密さが要求されます。
国語や社会での解答の場合、字が汚くても「このような意味で書いているのだろう」と先生が解釈してくれる可能性はあります。
算数の場合、そのような解釈をしてしまうと誤答を正解としてしまうことにつながってしまうので、何と書いてあるのかわからない場合不正解とされてしまう恐れがあります。
解答だけでなく、計算過程において字の汚さによって計算ミスをしてしまうこともあるでしょう。
わが子の実例ですが、計算過程で0と書いたつもりが6と読み取ってしまってその後の計算を間違えたということが多発していまいした。
字を丁寧に書かせる方法
これぞといった解決策はないのですが、字を丁寧に書くことのメリットを子供が納得いくまで説明しました。
丁寧に書くことによって計算ミスを防止できること、字を丁寧に書いたほうが同じ解答でも印象がよくなる(だろう)というようなことです。
その他、字が汚くなってしまう原因を親子で共有しました。わが子の場合、字が汚くなってしまう原因が「速く書かないと解答時間が足りなくなってしまう」という焦りでした。
これも丁寧に書いても解答にかかる時間はさほど変わらないということを何度か家庭内の模擬テストで実験し、子供に納得してもらうようにしました。